2008年卒業 研修生からのメッセージ

【1年目へのメッセージ】 堤 正和

研修医新1年生のみなさん、国家試験合格&ご就職おめでとうございます。
これからいろいろ忙しい生活になるとは思いますが、一緒にがんばっていきましょう。
わからないこととかあれば僕たち新2年生になんでも相談してくださいね。
当院は地域の中核施設として三浦半島の急性期医療を支えています。
そのため病院全体に活気があり、忙しい病院だと思います。
でも、僕たち研修医にとっては、忙しい病院であることはいろいろ貴重な経験ができるということです。
これは僕の個人的な印象ですが、他の病院で研修している友人たちの話を聞いた限りでは、
当院での研修は密度が濃いと思います。
せっかく多くの症例を経験できるのだから、ひとつでも多くのことを学んで、
少しでも自分の目指す医師像に近づこうと日々努力すれば、きっとそれを実現することができる病院だと思います。
僕は当院を選んでとてもよかったと思います。
当直制度など研修医にとって多少不満がある部分や、改善しなければいけない点ももちろんありますが、
それを差し引いても当院は研修医にとって魅力的な病院だと思っています。
指導医の先生方もみんないい先生で、尊敬できる先輩方が多いことも当院のいいところのひとつだと思います。
研修システムをよりよいものにしようと、部長の先生方が熱心に取り組んでおられ、
話し合いなどの場所が設けられていることは僕ら研修医にとってはとてもありがたいことだと思います。
当院のいいところは仕事・勉強という面のみではありません。
病院主催の釣り大会やスキー旅行といった楽しいイベントもあります。
僕も行きましたが、上の先生や、検査技師さん、放射線技師さん、看護師さんと仲良くなれますよ。
また、各科の歓送迎会、納涼会、忘年会、新年会なども研修医だから肩身が狭いなんてこともなく、とても楽しいです。
他にも、サッカー部、自転車部、ゴーカートでのグランプリなどなど、
他にもいろいろ楽しい集まりやイベントがあるので、興味のある人は2年生に聞いてみてくださいね。
研修医でテニス、バスケなどをやる集まりもあるので来てね。
みなさんはこれからの新生活に期待と不安の入り混じった気分だと思います。僕もちょうど1年前そんな気分でした。
でも、きっと横須賀での新生活は楽しいものになると思います。
これから一緒に働くことになりますが、一緒にがんばりましょう。よろしくね。

【2年間の研修を終えて】 寺田 祥子

私は平成18年4月から2年間、横須賀共済病院で初期臨床研修を行いました。
研修を終えての印象は、とにかく毎日が楽しく、充実していたということです。
体力的にも精神的にも辛いことはありましたが、同期や先輩・後輩研修医を始めとするスタッフに支えられ
無事に2年間の研修を終えられたと実感しています。
研修医は一学年に16人、二学年で合計32人います。
研修医室には各自机を与えられており、 自由に話せる空間となっています。
入院担当症例の相談をしたり、救急外来で診た症例について議論を繰り広げたりできる場があることはとても有意義でした。
当院の研修の特徴の1つは、勉強会が多い点です。1ヶ月に1回の研修医スキルシミュレーションでは
中心静脈カテーテルの挿入法、人工呼吸器の使用法など実用的なスキルを身に付けることができます。
グラム染色や血液型判定、クロスマッチを実際に経験する機会も与えられています。
指導医の先生方も勉強会にとても協力的で、各科の先生方に講義して頂く勉強会も設けられています。
ここでは救急外来でそのまま活きてくる知識を身につけることができ大変勉強になります。
また、1ヶ月に1回、米海軍病院の先生が講義をして下さいます。
講義はもちろん全て英語ですが、医学英語をはじめ日常英会話のトレーニングをするいい機会にもなっています。
私も研修中に救急外来や入院病棟で、日本語を話せない患者さんを担当したこともあり、
実際に学んだ英語を活かせる機会がありました。
私が当院を研修病院として選ぶ決め手となったのは、病院の雰囲気が明るく、
医師とコメディカルとの関係が良い点でした。
面接でも話しましたが、病院見学で来た日の第一印象で、既に当院に行きたいと思っていました。
実際に働き始めてからもその印象は変わりませんでした。
看護師さんと病棟や救急外来で一緒に仕事をする際にも
円滑にコミュニケーションをとることができ、 楽しんで仕事ができました。
薬剤科に投薬について問い合わせたり、検査科に検査項目の内容や検査方法を相談した際にも、
快く教えて下さりとても勉強になりました。
私は4月から麻酔科に進みますが、医師としての初めの2年間を横須賀共済病院で過ごすことができて
本当に良かったと思っています。
研修病院を選ぶポイントはそれぞれ異なると思いますが、研修内容ばかりでなく、
職場の環境もとても重要だと思います。自分の持ち味を活かせるかどうか、
自分との相性が合いそうかどうかにも着目して病院選びをすると楽しい研修生活が送れるのではないでしょうか。

【横須賀共済病院で初期臨床研修を終えて】 三冨 博文

私はこの度平成20年3月をもって初期臨床研修を終了致しました。
地元で研修することができ、大変充実した2年間でした。
私は主に内科系中心の研修をさせていただきましたが、外科系含め、複数の診療科にて研修させていただきました。
各科それぞれの指導方針、方法など若干の温度差はあるものの、日々多くの症例を経験し、
臨床に対して熱意のある先生方に指導して頂き非常に勉強になりました。
当院では必須である救命救急科のローテーション以外に、月4回程の救急外来当直業務があります。
受診される方は、軽症から重症まで幅広く、ホットライン以外の救急隊からの電話は研修医が対応し、
歩いて来院される方から救急車で搬送されてくる患者まで、基本的にファーストタッチは全て研修医となります。
この2年間でcommon diseaseと言われる疾患は浴びるように経験しました。
実際に診察することで非常に多くのことを経験できます。
もちろん未熟な私達の指導をしてくれる上級医の先生のチェックもあり、
患者に不利益が被らないよう細心の注意が払われています。
1回の当直では初期臨床研修医を含め6名の医師で実施され、毎回当直の顔ぶれは違う上に、
救急外来では各専門科の先生にコンサルトする機会も多いため、
自然と診療科の壁を越え多くの先生方と色々な繋がりができ、医学知識、技術に留まらず、
今後の進路、私生活についてなど、多種多様な指導、助言を頂け大いに勉強になります。
また、当院は電子カルテシステムが導入されており、電子カルテを通して、
自分が初期対応をして入院となった方の経過を追うことで自己学習も可能です。
内科研修中には病棟業務の他、外来業務も研修できます。勿論上級医のチェックの下ですが、
自ら問診、診察し検査をすすめ、その結果を解釈、患者に説明し治療計画を立てるという
一連の臨床トレーニングを積むことが出来、救急外来とは一味違った研修ができます。
また症例報告などの学会活動も各科盛んであり、発表の機会を何度も与えていただきました。
このような経験は、1症例に対して丁寧に深く考察する習慣づけとなり、
更には臨床的応用力を養うこともでき大変勉強になります。
2年間で勉強になったのは何も医学的なことばかりではありません。
ドクターとコメディカルとのつながりは強く、看護師さんや検査技師さん等から
色々な指摘を受けつつ何度も助けて頂きました。
何よりも患者さんとのコミュニケーションを通じて学んだことは、私の中で一生の宝物になりました。
新研修制度に移行してからまだまだ日は浅いため、当院の研修システムは万全ではありません。
しかし、研修医と一緒にプログラムを構築していくという雰囲気が院内にあります。
ここでの研修は、自身の『やる気・熱意』次第で、科を超えてあらゆることが学べます。
今後も多くの研修医が集まりより良い研修を送っていただければと期待しております。