薬剤科

お知らせ

薬剤科紹介

薬剤科紹介

薬剤科は、薬剤師37名で調剤室、製剤室、医薬品管理室、医薬品情報室と4室(課)で構成しています。薬剤科スタッフは、処方せん調剤、院内製剤、化学療法・TPNなどの注射薬の混注業務、医薬品管理、医師や看護師などからの問い合わせに対応する医薬品情報業務や持参薬管理、服薬管理指導などの病棟業務も行っています。また、現在病院のチーム医療(栄養サポートチーム、感染制御チーム、緩和ケアチーム、フットケアチーム、褥瘡管理チーム、糖尿病合併症予防チーム)にも参加し、臨床業務にも積極的に関わっています。教育・研修にも力を入れ、薬科大学6年生の2.5月間の病院での実務実習や他施設からの見学・研修にも対応しています。また学会発表や毎月行われる病院薬剤師会などが企画する研修会にも参加し、認定・専門薬剤師取得に向けて自己研鑚しています。薬剤科は薬を通して患者さんを癒すための最大限の努力と、また信頼されるメディカルスタッフを目指し医療安全、チーム医療などに貢献していきます。

・スタッフ 37名
・認定実務実習指導薬剤師 3名
・がん薬物療法認定薬剤師 3名
・緩和薬物療法認定薬剤師 1名
・栄養サポートチーム専門療法士(薬剤師) 3名
・糖尿病療養指導士(薬剤師) 1名
・腎臓病薬物療法認定薬剤師 1名
・外来がん治療認定薬剤師
・スポーツファーマシスト 1名

【薬剤科 理念】

 私達は、医療の担い手として安全で適正な薬物療法の支援を行い、医療チームの一員として患者さんに貢献することを目指す。

【診療目標】

 1.医薬品の適正使用の確保に努める。
 2.医薬品の安定供給と品質を確保する。
 3.医薬品情報を収集、整理、提供する。
 4.よりよい医療を目指し、技術を知識の向上に努める。
 5.他の医療関係者と協力し、患者さんのために職能を発揮する。

業務紹介

外来調剤
外来調剤
医師が発行した処方箋に基づいて、外来患者さんにお渡しするお薬を調剤しております。そのなかで患者さんに適切な投薬ができるよう、薬剤師が処方されているお薬の内容(量・服用方法・日数等)を確認し、必要に応じて医師に問い合わせなどをおこなっています。また患者さんからのお薬に関する問い合わせ、調剤薬局からの院外処方箋に関する問い合わせ等の対応もおこなっております。

入院調剤
入院調剤
医師が発行した処方箋に基づいて、外来調剤と同様に入院されている方にお渡しするお薬を調剤しております。また入院中自分でお薬が管理できない方の場合、看護師がお薬を病棟で管理しやすいように1回分ずつセットする業務もおこなっております。

注射薬調剤
注射薬調剤
医師が発行した処方箋に基づいて、入院患者さん毎に投与する注射薬を1回分ずつ調剤しております。そのなかで患者さんに適切な投薬ができるよう、薬剤師が処方されている注射の内容(量・投与速度・投与期間・配合変化等)を確認し、必要に応じて医師に問い合わせなどをおこなっています。

入院化学療法
入院化学療法
入院してがん化学療法をうける方の、抗がん剤(注射薬)の混合業務をおこなっております。抗がん剤は目や皮膚にふれると炎症をひきおこすなど強力な作用をもつものが多く、当院では薬剤師が専用の設備で安全かつ衛生的に混合をおこなっております。また患者さんがより副作用が少なく効果的な化学療法をうけられるように、患者さんの年齢・身長体重・検査値等を薬学的に考慮した処方内容のチェックなどをおこない、必要があれば医師への処方提案などをおこなっております。

外来化学療法
外来化学療法
外来でがん化学療法をうける方の、抗がん剤(注射薬)の混合業務をおこなっております。抗がん剤は目や皮膚にふれると炎症をひきおこすなど強力な作用をもつものが多く、当院では薬剤師が専用の設備で安全かつ衛生的に混合をおこなっております。また患者さんがより副作用が少なく効果的な化学療法をうけられるように、患者さんの年齢・身長体重・検査値等を薬学的に考慮した処方内容のチェックなどをおこない、必要があれば医師への処方提案などをおこなっております。さらに患者さんが安心して化学療法をうけられるよう必要に応じてベットサイドにて抗がん剤の効果・予想される副作用とその対策などの説明をおこなっております。

注射薬混合調製
注射薬混合調製
入院患者さんのなかには病気の状態によって食事がとれず、必要な栄養素を点滴で摂取するしかない方がおられます。そのような方のために当院では医師の処方に基づいて、1日に必要な栄養素を含んだ点滴を薬剤師が混合調製しております。その栄養素に富んだ点滴は細菌に汚染されやすいため、注射薬を混合している時に細菌が混入しないよう無菌的な設備で混合作業をおこなっております。また必要な栄養素は患者さんの状態によって異なるため、薬学的観点から処方内容をチェックして必要があれば医師への処方提案などをおこなっております。

病棟薬剤業務
病棟薬剤業務
入院患者さんに適切な薬物療法がおこなわれるよう様々な業務を入院病棟にておこなっております。その例として
・入院患者さんが持参されたお薬の情報収集
・入院患者さんのお薬の副作用歴、アレルギー歴、常用されている健康食品等の情報収集
・患者さんへの処方されるお薬の効果、服用方法、予想される副作用等の情報提供
・患者さんに処方されるお薬が患者さんの状態に対して適切かどうか、のみ合わせに問題がないかなどの確認
・お薬が使用されて効果がでたか、副作用などがでていないかの確認
・病棟活動で収集された患者さんの情報を医師・看護師に提供し、必要があれば処方提案などをおこなう
・患者さんが退院されるとき、退院後も問題なくお薬を服用できるよう説明する
・病棟におかれている薬剤の品質、有効期限、保管方法等に問題がないかの確認
などがあります。

医薬品情報業務
医薬品情報業務
製薬会社・学術論文などから医薬品の情報を収集管理し、医師・看護師など医療スタッフからの質問に対応しております。また製薬会社からの医薬品に関する追加・変更情報、厚生労働省からの医薬品に関する緊急の安全情報、当院における医薬品の新規採用・採用中止の情報提供などもおこなっております。

薬物血中濃度測定業務
薬物血中濃度測定業務
別々の患者さんに同じお薬を投与したとしても、必ずしも薬効や副作用が同じようにでるとは限りません。なぜなら患者さんの体質・投与したときの体の状態などが影響してくるためです。当院では特定のお薬(血液中の薬物濃度と薬効・副作用の発現に相関関係がある、薬物の体内の動きに大きい個人差がある、血中濃度依存的に生じる副作用が重篤である、治療に必要な血中濃度の範囲が狭く副作用発現濃度域と近接している、などの条件を満たしたもの)が使用されるとき、薬効が最大限に発揮されなおかつ副作用が最小限にすむように、血液中の薬物濃度を測定して患者さんの状態にあわせたお薬の投与設計をおこなっております。

院内製剤業務
院内製剤業務
お薬のなかには治療上必要なものでありながら市販されていないものがあります。例えば外国では効果が認められ市販されていても日本国内ではまだ市販されていないお薬、市販されている形状では治療に使えない・使いにくいお薬などです。当院では医師の求めに応じ薬学的観点から有効性・安全性・安定性などを考慮しつつ、そのようなお薬を薬剤科で調製しております。

治験管理業務
治験管理業務
「治験」とは、国より製造販売承認を得るために行われる新薬の臨床試験です。当院では製薬会社とともに新しいお薬の開発に協力しております。医療機関における治験を実施するチームの一員として、薬剤師が専門的な立場から治験担当医師の業務の支援、治験薬の適正な保管管理、治験を実施するための計画書に従って治験薬が適正に投与されているかの確認などをおこなっております。

チーム医療への参加
チーム医療への参加
チーム医療とは多種多様な医療スタッフがチームを組み、各々の専門性を発揮しながら連携することで患者さんにとって最も効果的な治療方針などを提供する医療現場の取り組みです。当院の薬剤師は以下のチーム医療に携わっております。
・院内感染対策チーム:病院内で発生しうる感染症の予防対策や治療アドバイスを担当
・栄養サポートチーム:栄養状態に問題がある患者さんの栄養状態の改善と管理を担当
・緩和ケアチーム:がん患者さんが、できるだけ患者さんの望まれる生活を送るための苦痛の緩和を担当
・糖尿病療養チーム:糖尿病患者さんの糖尿病に対する教育を担当
・褥瘡対策チーム:褥瘡(床ずれ)の予防や治療対策を担当