救急科

お知らせ

当院救急科は、救命救急センター20床を使用して、専任医師体制で救急診療を行っています。また、暫定案ではありますが、横須賀市内医療機関の後方支援を考慮してホットラインを運用し、重症救急患者を受け入れています。今後、更に検討を重ね横須賀市の救急医療の向上に貢献できる体制を構築したいと考えています。

ご紹介

救命救急
診療内容

救急科は救急診療、三浦半島地区メディカルコントロール協議会において病院前救急医療の体制整備、初期研修医をはじめとした医療従事者の救急診療の教育を主な業務としております。また災害時のDMAT出動、多数傷病者の受け入れに備えています。

救急診療

三浦半島地区で発生した重症救急搬送患者を常時受け入れ、初期診療と集中治療管理を行っております。また重症でない救急車搬送患者に関しても平日日中は院内各診療科と連携をとりながら初期対応を行っています。心停止症例の受け入れは年間300例程度であり、2014年度はそのうち20例が循環器内科をはじめとする各診療科との連携により社会復帰につなげることが出来ました。その他、多発外傷、意識障害、敗血症、中毒といった患者を中心に集中治療管理を行っております。

病院前救急診療の体制整備

三浦半島地区の救急救命士が行う病院前救急診療において、活動の基準作成や活動内容の検証、検証から見えてきた課題に対して教育、基準の修正等の改善に関して積極的に関わっています。

救急診療の教育

初期研修医の救急診療に関する教育を行っています。将来、どの専門科を選択しても急変時対応が出来る医師の養成を目指します。院内スタッフの急変時対応の講習を行っています。また横浜市立大学 救急医学教室が主催する救急診療における超音波講習に企画、運営に参画しています。

災害医療

国内で大規模災害(地震、大事故など)が起こった際に、被災地での医療活動を行うDMAT隊、神奈川県内での大規模災害に対して同様の活動するDMAT-L隊を当院は保有しており、災害時に出動するための訓練を含む準備をしています。また三浦半島地区が被災し多数の傷病者が発生した場合に、より多くの傷病者の対応ができるよう院内整備に努めています。

救命救急センター

ご紹介

救命救急センターとは、すべての重篤救急患者を24時間体制で受け入れる高度な医療施設です。したがって救命救急センターは生命の危険が回避された状態の患者については併設の病床あるいは転院元の医療施設等に転床させて常に必要な病床を確保しています。 また救命救急センターは救急医療の臨床教育を行なう場でもあります。
横須賀共済病院救命救急センターは、神奈川県で8番目に認可された救命救急センターで、日夜発生する重症重篤救急患者を救急隊からのホットラインを使用して24時間体制で受け入れ、院内の各診療科と協力して初期治療から集中治療まで行っています。三方を海で囲まれた三浦半島地区(横須賀・三浦・逗子および葉山町)の救急医療の最後の砦です。

施設・設備

初療室2床、病床数20床
生体監視装置、スケールベッド、人工呼吸器、内視鏡、持続透析ろ過装置、経皮心肺補助装置(PCPS)、超音波装置、低体温維持装置など

特徴
  • スタッフはあらゆる救急患者の初期治療に精通し、緊急開胸術や経皮心肺補助装置の装着、大動脈閉塞バルンの挿入等を行えます。
  • 各診療科医師と協力し、緊急手術や緊急カテーテル治療、動脈塞栓術を常時行える体制を整えています。
  • 三浦半島地域の消防と連携し、メディカルコントロール体制を主導し、院外の救急システムの発展に寄与しています。
  • 横須賀リサーチパークや横須賀市消防局が中心となって行っている、ユビキタスネットワーキング技術を用いて病院へ救急車内の映像伝送や救急車の位置情報を病院が把握することの研究に市内中核2病院とともに参画しています。また初期治療のおける電子カルテ化も完了しています。
  • ワークステーション
    横須賀市消防局と市内3病院(当院、横須賀市立市民病院、横須賀市立うわまち病院)が協力し救急隊1隊を救急車ごと院内に配備し、救急車出動指令に対して医師同乗で現場活動にあたります。病院前救護活動における救急救命士・救急隊員の活動の質を高めるべく指導・助言を行っています。また救急救命士が行うことが認められていない処置を、重症患者の状態の安定化のために早期に現場派遣医師が行うことがあります。
  • DMAT
    日本DMAT隊員6名を有し、常に災害派遣に対して備えています。
実績
疾患群 疾患群
心停止 253 高/低体温 10
急性冠症候群(緊急カテーテルを要したもの) 75 呼吸不全(人工呼吸を必要とする) 24
大動脈疾患 20 心不全(人工呼吸を必要とする) 14
重症脳血管障害 112 出血性ショック 4
重症外傷 214 意識障害 47
重症熱傷 10 肝不全 3
中毒 64 腎不全 46
消化管出血 18 その他(重症膵炎など) 21
重症敗血症 67 合計 1,002

2016年度のホットライン受入れ不可症例は16件で、その内訳は重症患者複数対応事案等でありました。

横須賀共済病院救命救急センターの診療体制

1. 勤務時間内の診療内容(8:30~17:30)
ホットラインを使用し、救急隊及び他の医療機関からの重症患者(多発外傷などの集中治療を必要とする患者)の受け入れ要請に対応します。

2. 勤務時間外の診療内容(17:30~8:30)
平日(月~金)に限りON CALL体制で横須賀市医療センターおよび二次輪番病院からの受け入れ要請により、重症患者(多発外傷などの集中治療を必要とする患者)の受け入れ要請に対応します。

ICU